乳歯の虫歯は治療する?しない?

これほど、歯科医師や歯科衛生士の中でも意見が分かれているテーマはないのでしょうか?

結論から申し上げると当院の姿勢としては

治療しなくてはいけない乳歯の虫歯は治療しますし、 治療しなくて良い乳歯の虫歯は治療しません。

禅問答のようで申し訳ないですが、これが本当の答えのような気がします。

例えば次のような時は治療します。

・早く治療しないと痛みが大きくなるのが確実
・虫歯に食べ物が挟まるせいで歯肉炎になっている
・根が膿んでいて永久歯に影響が出そう
・本人が前歯の虫歯を気にしている
・歯の形を作らないと歯並びに影響が出そう

逆に次のような時は治療しません

・虫歯がすすまないと診断した小さい虫歯
・もう少しで抜けそうな乳歯
・根が吸収されているときの根の治療
・本人が歯磨きを頑張って虫歯の進行が進んでいないとき

あくまでも例ですが、その状況によるというのが答えです。

そこにお子様の年齢や性格や希望なども関わってきます。

「乳歯は治療する!」といって無理やりおさえつけて治療

「乳歯は治療しない!」といって虫歯だらけのお子様をそのまま

何か違和感を感じてしまいます。

医学書の中の写真前にして症例検討しているのではなく、お子様も意志をもった人間です。

お子様と向かい合い、オーダーメイドの判断をしていくのが大事ではないでしょうか?